今回のサボテンの花、かなり大柄の花なので、個人的には撮影は苦手なんです。サボテン1の写真は形にとらわれず、好きなように切り取ったもの。サボテン2については私が大柄の花の写真を撮影する時によく使う手法で撮影しました。大柄の花を撮影する際、花弁の前の部分を前ボケに使い花芯をその前ボケの中に埋めるというものです。前の花弁ぎりぎりのところに花芯を配置して撮影すると前の花弁がボケて広がって、花芯がそのボケの中に入ることになります。その際どの程度ボケの中に花芯を入れるか大事となります。入れ過ぎると花芯にピントが合わなくなりますし、はいらな過ぎるとボケの効果が得られません。その辺の調整がうまくいけばかなり面白い画面が作れると思います。