入換中のED5070

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東武佐野線の終点は葛生駅であるが、そこから先は貨物専用の会沢線となり、貨物列車は葛生駅から一駅先の上白石駅まで直通していた。上白石から先にも、かつては大叶線や日鉄鉱業羽鶴専用線などが分岐し、石灰石や砕石等を運ぶ貨物列車が多数運転され、”鉄道魔境”としてファンの興味を引く存在であったが、徐々に縮小され、1997年、会沢線は貨物列車の廃止に伴い廃止され、”鉄道魔境”は伝説となった。

写真は、その上白石駅で、砕石輸送列車（返空：空荷で貨物の出発地に貨車を戻す列車のこと。）の到着後、機関車を切り離し、転線作業中のＥＤ5070。同機はその後、三岐鉄道に譲渡され、ＥＤ45 9となり現在も活躍中である。

1991.11.9 東武会沢線　上白石駅　ASAHI PENTAX KX＋SMC TAKUMAR 120/2.8

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