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サックリ鶏パイコーの汁なし花椒担担麺@バーミヤン津山昭和店・津山市

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写真: サックリ鶏パイコーの汁なし花椒担担麺@バーミヤン津山昭和店・津山市

写真: 煮玉子ラーメン@にぼし家・倉敷市 写真: 塩つけ麺@津山塩元帥・津山市

バーミヤン津山昭和店
  津山市昭和町1-70-1

 中華レストランのバーミヤンで、全国各地域の名物料理をイメージしたメニューを提供する「中華甲子園」というフェアが8月下旬まで開催されている。その2杯目として関東地方代表の標記を食べに訪れた。なぜこれが関東代表なのかは不明だ。税抜きで749円、税込みでは809円と、いずれにしても中途半端な値段だ。
 鶏パイコーを横にずらした上で、それ以外の具材と麺にタレがなるべく均一に絡むようによく混ぜるてようやく食べ出す。混ぜていて気が付いたが、麺を冷水で締めた冷やし汁なし担々麺だった。その麺は、弱縮れの中麺でわりとツルツルしていて、噛むとちょっとした歯応えがあってシコッ、プリッと心地よい食感。ファミレスの麺とは思えないレベルだ。肉そぼろは豚ミンチのほかに小エビや細かなさいの目切りされたシイタケ、タケノコが交ざっている。気付いていないが、たぶんそれら以外の食材も使われているのだろう。その他に茹でモヤシと木口切りの葉ネギが載っていた。タレは酸味や醤油の風味は感じないが、ゴマと何らかのナッツ類の風味が豊か。そこにラー油で辣味(唐辛子の辛さ)を、花椒(ホアジャオ)で麻味(痺れるような辛さ)を加えているが、四川料理の特徴である麻辣味は極めて穏やか。万人受けしなければならないファミレスだから当然だろうが、辛いものは辛く食べたい身としては全く物足りない。このため、まずは卓上に用意されていた餃子用?のラー油小袋を2つ分投入し辣味をプラスした。さらに、配膳時に添えられたホール(粒状)の花椒が入ったミル付きの小瓶から、ゴリゴリと花椒をたっぷりと挽いて加えた。これで麻味の方も十分満足できるレベルになった。最初に横に寄せた鶏パイコーはモモ肉の唐揚げ状のもので、たぶん、油淋鶏用の揚げ物と同じものだろう。特筆した味わいはないが、衣はサクサクとした仕上がりで普通に美味しく、ボリュームもあって満足。一般的なパイコーで使われる豚肉ではなく鶏肉なのは、豚だと肉そぼろと喧嘩する上に重くなってしまうからのような気がする。
 麺量は多くても200g程度なので、パイコーを含めてペロッと完食できた。こういう類の麺料理を知らない人へのアピール性は高いと思う。

・お気に入り度:○

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