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半熟煮たまごつけ麺(中)@烏城・岡山市北区

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写真: 半熟煮たまごつけ麺(中)@烏城・岡山市北区

写真: 和歌山ラーメン@阪和道下り線紀ノ川SAフードコート 写真: 葱生姜味噌ラーメン@大阪王将津山店・津山市

烏城(うじょう)
  岡山市北区伊福町3-6-1 KTMビル1階

 メニューは載せ物でバリエーションを持たせたつけ麺と煮干ラーメンだけというつけ麺専門店。ニンニク、背脂という大好物が入ったものもあったが、初めて訪れたお店なのでオーソドックスに味玉入りにした。
 麺はストレート太麺。横浜家系の麺のように短いのが特徴だ。やや軟らかめに茹でてあるが、太麺なので十分にモチモチしている。ただ、つけダレに潜らせずにそのまま食べても、それほど小麦の風味は感じなかった。厨房の麺箱には「冨士麺ず工房」とあり、帰宅後調べると岡山市の老舗製麺所だった。スープは醤油と魚介の風味が少し目立つ味わいだが、塩加減はちょうどよく、また、マイルドで非常に食べやすい。お店のHPによれば、ゲンコツやトリガラ、モミジなど7〜8種類の肉類とたっぷりの野菜類、数種類の魚節で作っているそうだ。チャーシューは小振りなバラ肉だが、それが5枚も載っているので量的に不満はない。少ししょっぱい味付けだが、周囲を炙ってあり、さらにスモーキーな風味が感じられ美味しい。味玉は名前のとおり黄身が流れでない程度の半熟状。中までしっかりと味が染み込んでいて、うっすらとだが魚介の風味があるように思えた。メンマは長さは短めだがぶっ太い枕木状のもの。ジャキジャキと食感はやや強めで、味付けは普通なもののしっかりと特有の発酵臭が感じられた。あとはつけダレには木口切りの葉ネギがたっぷりと浮き、麺の方には青みとしてカイワレが添えられていた。
 中にしたので麺量は300gぐらいで過不足無し。麺を食べ終え、卓上のポットに入った薄いカツオ出汁をつけダレに加えてスープ割りとして完飲。つけ麺提供店が少なく食べ慣れていない岡山県人用に、尖ったところがないように考えられた一杯だと思う。

・お気に入り度:○

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