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醤油らぁ麺+味玉@嶋・渋谷区西新宿五丁目

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写真: 醤油らぁ麺+味玉@嶋・渋谷区西新宿五丁目

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らぁ麺や 嶋
  渋谷区本町3-41-12

 昨年の6月にオープンしたまだ新しいお店だが既に超人気店になっていて、連日、長蛇の列とは聞いていたものの、どうしても食べたくなり出かけた。平日、開店よりも15分早い10時45分にお店に着いたら11人が並んでいた。ほぼ予想どおりだ。寒空の下で待つのは辛かったが、1時間後の11時45分にようやく入店できた。手許には120円相当の味玉のクーポン券があるので、お店に入ってすぐの所にある券売機では醤油らぁ麺のボタンのみポチッとな。880円。
 麺はストレートでやや細めの中麺。すすると麺はツルンと滑らか、噛みしめるとほどよい反発の後はシコシコとした食感が続く。スープを持ち上げているものの麺自体の風味も良さそうで、これは美味しい麺だ。レンゲでスープをすくって口に運ぶと、鶏の十分な旨味と風味とともに醤油の芳醇な香りが口中に広がる。関東のうどんつゆのように醤油が強いが、それを鶏だけでは、あるいは動物系だけではないと思われる出汁がしっかりと受け止めて、濃い目ながらバランスのよい仕上がりになっているのはすごい。さすがはラーメンの鬼と呼ばれた故佐野実氏が立ち上げた支那そばやで修業されただけのことはある。チャ−シューは肩ロースとバラ肉の2種類。どちらも表面をしっかりと炙ってあるので香ばしさが半端ない点は共通しているが、肉の部位が異なれば食感も味わいも違うのがよく分かる。味玉を割ると黄身がトロトロで今にも流れ出しそうに見えたが、実は、緩いながらもきちんとゼリー状に固まっていてその心配は無用と、これまたよく考えられいるし手が込んでいる。メンマはかなり細く裂かれているが、それでもシャキシャキと小気味よい食感。薬味の九条ネギはの軟らかくて穏やかな味わいだが、不思議とこのスープにマッチしている。
 麺、スープ、具材のいずれをとっても、自分にとっては非の打ち所のない一杯だった。行列を覚悟しなければならないが、次はしおで醤油との違いを楽しみたい。

・お気に入り度:◎

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