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カレーつけめん・200g+白飯@福は内新宿曙橋店・新宿区曙橋

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写真: カレーつけめん・200g+白飯@福は内新宿曙橋店・新宿区曙橋

写真: 背脂生姜そば@宣久・世田谷区芦花公園 写真: 牡蠣らーめん@やじ満・江東区市場前

自家製麺 福は内新宿曙橋店
  新宿区住吉町6-12

 今は合併して熊谷市になった旧妻沼町にある道の駅めぬまから、昨年の9月に移って来た。以前の店は40席以上ある大箱だったが、こちらは立ち食いそば屋さんの居抜きでわずか5席しかない。東京で一旗揚げようと探した身の丈にあった物件がここだったということだろうか。平日の11時半で本日二人目の客といった感じで、その後も入れ替わりで新しい客が来る程度で混むことはなかった。メニューはつけ麺、辛つけ麺、カレーつけ麺、ラーメン、酸辣麺の5種類。いずれも麺量200gと300gが同額という太っ腹。平成26年3月以来7年ぶりに福は内のつけ麺を食べるべく、カレーつけめんのボタンをポチッとな。また、残ったつけダレの処理用に白飯のボタンも連打した。会計は950円+100円で1050円。店主さんに食券を渡す際、「200gで」とお願いする。
 麺はストレートの太麺。口に入れた途端は軟らかいような気がするが、噛みしめると歯を軽く弾き返すような弾力があって、言葉で表すならばブルンブルン。それでも前歯に力を入れれば噛み切ることは難しくないので食べやすい。つけダレにマスキングされがちだが、麺自体の小麦の風味とわずかな甘さも感じられる。屋号のとおり自家製麺だろうが、この狭いお店には製麺スペースはないので、どこか別の所で打って運んできているのだろう。トロリとしたつけダレはカレー感は十分だが、辛さは市販のルーでいえば甘口相当なくらい極めてマイルド。鷹の爪が一本載っているが、これは目くらましのようなものでびびる必要はない。旨味は十分で、節、それもカツオのような上品なものではなく、ソウダかサバのような力強い風味がカレーと並立しているのが特徴だ。塩加減もちょうどよく、辛さも前述のようなレベルのため、ドボ浸けして麺につけダレを十分にまとわせて食べるのがお勧めだ。具材のうちボリッ、ジャキッとやや強めの食感で軽く発酵臭を感じるメンマだけは食べたものの、それ以外は手を付けずに残しておいた。
 200gの麺は、見た目では少ないように思えるが、実際はそれ相応の量があるものの、胃袋的にはまだ余裕がある。通常なら300gにしてつけダレが余ればスープ割りで完飲というのがパターンだが、今回は残ったつけダレにライスを放り込んでカレーライスにして第2弾を味わうつもりだった。ライスはご飯茶碗に山盛りで多いくらい。厚みのあるバラ肉のストレートチャーシューはレンゲで小さめに崩してライスと一緒にパクリ。つけダレのベースはトンコツだろうから、これこそ正真正銘のポークカレー。海苔や木口切りネギといった普通はカレーに入らない食材も違和感はなかった。食べ終わるとほぼ満腹状態。ご馳走様でした。

・お気に入り度:○

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