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11.03.07.本郷弓町のクスノキ(本郷1丁目)

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写真: 11.03.07.本郷弓町のクスノキ(本郷1丁目)

写真: 11.03.07.本郷弓町のクスノキ(本郷1丁目) 写真: 11.03.07.本郷弓町のクスノキ(本郷1丁目)

mixiアルバム「文京区本郷1丁目/文京/出世稲荷/」内フォトコメント
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2012年03月21日 15:10
●大楠木――
樹齢600年。
平成3年司馬遼太郎がこの地を訪れ、「甲斐庄喜右衛門の屋敷跡に、いまも一樹で森をおもわせるほどのクスノキがそびえている。」と“街道をゆく”に書いている。
“寛政重修諸家譜”に「甲斐庄 寛永系図に、楠正成が後商なり」と書かれている。
河内国錦織郡の甲斐庄兵右衛門正治は、家康が遠州浜松城主のころ家臣となり、後に江戸に入る。
“新撰東京名所図会”に「弓町一丁目八番地の前を廻る者は、何人も其の門内に註連を結びし老楠樹あるをみるべし、一丈餘の上より三幹に別れ、根株の大きさは三圍許あり。同邸に楠正敬氏任せり」と記されている。
甲斐庄は明治維新後「楠」と改姓。楠正敬は旧旗本屋敷の最後の当主。

屋敷は大正初めに売却。実業家駒沢傅吉の所有となり、大正9年頃豪壮な西洋館を建てた。その後レストラン楠亭となり、平成9年に改築のため解体されたが、シンボルの大楠は残された。

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