お母さんのカレー
昨日は長女が母に運動をさせる目的で、駅前にあるスーパーまで母を連れ出しました。
自分もちょっと前まで駅まで来るまで送ってよーと言っていたにくせに、母にはスパルタだったようです。
母は「どんどん歩くのよ」と文句をいいながらも嬉しそうでした。
本当は、私が連れていくはずだったのに、長女のおかげで時間ができ、
ここ最近の睡眠不足と心労もあったので、さすがの私も今日くらいは昼寝でもしようかと横になるやいなや、
寝ていた母が「さあカレーを作ろうかしら。」と言いながら起き上がったので、
私は飛び起きて、カレーの材料を台所に揃えました。
ああ、また昼寝が出来なかった!
けど、その後の母の奮闘ぶりを見たら眠気が吹き飛びました。
この写真を見せると「美味しそうねえ!」と言って、
自分が作ったことも、自分や私達が食べたこともすっかり忘れておりました。
肉とじゃがいもと玉ねぎだけのカレーなのに、これがまた本当に美味しいのです。
今まで香辛料を何種類もいれたり、隠し味を入れたりして作っていたりした私のカレーはいったい何だったのか?
好きな味のカレーに出会うまで、ずいぶん遠回りしたものです。
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タグ: 介護
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コメント (5)
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お母様の愛情が隠し味かな♪
嬉しそうに召し上がってるお母様のお顔が見えるようです^^2018年1月18日 21:36 hanahana(冬眠中) (2)
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母の味は忘れない。
良かったですね、原点の味に会えて。しっかりと習得して〜2018年1月18日 21:42 NOBU (13)
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お母様が作られたカレーのお味は
おふくろの味でしょうね
お料理も作られるのですから
痴呆も良い方に向かわれるでしょうね2018年1月19日 18:38 きんぎょ (5)
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美味しいそうですね
お料理をするってかなり頭を使うんですよね。
いいリハビリになるのでは無いかしら〜♪
時間の観念が薄れてくるので、時計を認識させられる工夫ができると
生活にリズムが出てくると思います。どうかしらね〜2018年1月20日 09:21 さくら ふぶき (2)
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カレーをまだまだ作れるお母さん、自分の興味のないことには一切関心を
示さない正直者、正にみえこちゃんこれ芸術家、芸術肌だ・・・!?
絵を描かせたらどうなるだろう(なんちゃって)。2018年1月20日 10:32 パルカモ (20)
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